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｢お疲れさまでした～｣
早く帰ろ！明日は誕生日パーティーだし。寒いなあ～。最近ほんとに寒くなったしジュンスが風邪引かないように気をつけないと。まだまだちょっとから色々心配だし。
暗い道を足ばやに歩く。早くジュンスに会いたい。
マンションのエントランスにあるポストを覗いてからエレベーターに乗る。前まではジュンスが何故かエレベーターを怖がって大変だった。今ではうきゃうきゃしながら喜んで乗ってくれるけど。
深夜のエレベーターに人がいることはあんまりない。深夜に一人でエレベーターに乗るのは今だにあんまり慣れなくてちょっと怖い。
静かに部屋の前まで歩いてドアのロックをカードキーで解除する。
そっと音をたてないようにドアを開けると静かにジュンスが玄関に座っていた。
お気に入りの毛布と兎の湯たんぽを抱えたジュンスの顔はどこかぼんやりとしていた。
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