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~~♪
「あっ、洸さん。携帯…」
「こーうちゃんっ!ほら飲んで食べて!」
「ちょっ、丹葉ちゃ…っ」
「うひゃひゃーっ」
「聞いてないし…、マネージャーかな?」
騒いでいる馬鹿達を横目に洸さんの携帯を確認すると、
「ちょ、洸さん!准くんから…っておいコラたんバカ」
「んー?ミヤちゃん何ー?」
「洸さん死にそうだから取り敢えずその手離せ」
「え?あっ!」
気付いたように洸さんの首もとから手を離す丹葉さん
何したらそんなとこに手が伸びるんだよ
「うひゃひゃっ!洸ちゃんごめんねっ!」
「た、丹葉ちゃん……」
「あっ、そうだ。洸さん電話が…ってあれ?」
「え、電話?」
「はい。さっきまでここに携帯があったはずなのに」
「えーっ!?それは大変だよ洸ちゃん!携帯が誘拐された!」
「うるさい」
「ミヤちゃん酷い!」
「俺の携帯…」
「あ、大丈夫みたいですよ」
「は?」
「ほら、あっち」
俺が指差す方向を二人が向くと洸さんの携帯を持ってなにやら話をしている碧
「電話、誰なの?」
「准くんです」
「へー、なんでまた急に」
「俺が誘ったからかなー」
「「……………(お前か)」」
丹葉の一言で何があったか悟った二人
碧さん、いつの間に携帯を…
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