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けど俺は心のどこかで、
またアイツらと一緒に
戦いたいっていう気持ちが
あったんだ。
いろいろ大変だったけどよ、
ルキアや恋次、一角に弓親、
冬獅郎に乱菊さん。
みんなと過ごして
楽しい時もあった。
ずいぶん前に夏梨から
聞いた話だけど、
冬獅郎のやつ、
夏梨とそのツレのみんなで
サッカーしたらしい。
そしたらそこへ大虚が現れて、
夏梨はその時初めて
冬獅郎が死神だって
知ったらしい。
今になっちゃあ懐かしい
思い出話だ……。
ちょうどその頃俺は
平子たちから虚の抑え方を
教えてもらうために、
奴らのアジトで
修行してたんだっけ。
そうやって過去を
振り返ってたときに、
俺はアンタと出逢ったんだ。
これがすべての
始まりだったんだ……。
“死神代行 黒崎一護”の
復活も間近に迫っていることに
この時の俺は、
夢にも思っていなかった。
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