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一護が死神の力を失った直後、
夏梨の霊力が強くなり始め、
今ではハイスペックな
霊媒体質は夏梨のものとなった。
夏梨はうろうろする
魂魄を「鬱陶しいなあ」と思い、
隣にまで寄ってきていた
眼鏡の男の眼鏡に目掛けて、
思い切り箸を突き刺した。
一護にとっては
異様な行動に見えたのか、
相変わらず味噌汁をすする
夏梨に問いかける。
「どうした夏梨?」
「別にィ」
どどどどどどどど!!!
そんななか、
家中に誰かが走る音が
響き渡る。
一護は「ったく毎朝毎朝…」
と軽くため息をついて、
食べきっていない朝食を
残して軽く身構える。
理由は―――。
「グッモーニンッ!
イッチゴーーーッ!!」
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