ある晴れた昼下がり

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「私は女でもなければ男でもない」 「……オカマ?」 「違う!私に性別はないついでに寿命もないぞ」 いや、そんな無い胸張られても…… 「だが どう見ても女の子にしか見えないぞ」 「そういう姿で出てるだけだ お前だって むさいおじさんみたいな姿で来られるよりましだろ」 「まぁそりゃな……… とりあえずお前が人間じゃないことはわかったよ」 「そうか では願いを聞こう」 「ちょっとまて最後に一つ教えてくれ」 「何だ?」 「仮にお前が神様だとして、何で俺の願いを叶えるんだ? 他にももっと他にも助けが必要な人がいるんじゃないのか?」 そう言うとそいつは 一言ぽつりと言った
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