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「行ってらっしゃーい」
笑顔でおじいさんに見送られる。
何か凄く損した気分だが本物の隕石が落ちた温泉に行けるなら安い出費と思う。
結構急な石段をしばらく登ると、湯気の立つなかなか雰囲気のよい温泉にたどり着いた。
「なかなか良さそうだ」
服はどこで脱ぐのだろうと周りを見ると、
『脱衣場はアチラ←』
と書かれた看板が。
矢印の方向に歩いていると、一瞬木々の間に何か赤く光る物が見えた気がした。
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