1st:恋を夢見る

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はっ…。 これは、都合のいい夢…。 私は、頬をつねる。 い…痛い。 「梨~紗。」 結城くんは、真っ直ぐ私を見つめた。 「好きだ…。ずっと、伝えたかった。梨紗…。」 「は…はひぃ!?」 「聞いてたか?」 「うぅ…うん。」 「返事は…?」 私は、コクコクと頷く。 「よしっ、やっと手に入れた」 ギュッと、抱きしめられる。 結城くんの顔も、赤く照れているのが分かった。 明日は、X'masイブ。 私はもう、1人じゃない。
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