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はっ…。
これは、都合のいい夢…。
私は、頬をつねる。
い…痛い。
「梨~紗。」
結城くんは、真っ直ぐ私を見つめた。
「好きだ…。ずっと、伝えたかった。梨紗…。」
「は…はひぃ!?」
「聞いてたか?」
「うぅ…うん。」
「返事は…?」
私は、コクコクと頷く。
「よしっ、やっと手に入れた」
ギュッと、抱きしめられる。
結城くんの顔も、赤く照れているのが分かった。
明日は、X'masイブ。
私はもう、1人じゃない。
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