1st:恋を夢見る

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「度、きっつ…。相当、視力悪いだろ。」 「…うん。裸眼で、0.1も見えない。」 「なぁ今、俺の顔見えてる?」 「全然…。ぼやけてて、ほとんど見えない。」 だよな…。 今、結構…俺は顔を近付けて話している。 彼女は、皆が言うような全く地味子ではない。 初めて、声も聞いたが…。 ぶっちゃけ、俺のタイプだ。 自分の可愛さに、気付いていない所がまたグッとくる…。 「コンタクトにして見れば?」 コンタクトか…。
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