創氏改名

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創氏改名時点で、本貫を持たない朝鮮人は、ごく少数だった。 みんな貴族か、そういうわけではなく、本来本貫をもたないはずの人が、金で買ったり、僭称したり、家系図偽造したり、何らかの形で、本貫らしきものがあった。 また、ご褒美で本貫を貰ったりもした。 朝鮮の、由緒あるはずの本貫は、けっこう良い加減になっていた。 金で買う? もちろん 「朴姓売ります🌕🌕円」とか 「Yahooオークション!名門廬姓!」 とか出ていたわけではない。 いつの時代にも、家系だけ尊くて、金がない家はある。 逆に、日帝は、金だけはある成り上がりを、いくらかは生む。 銭は出してやる、お前んちの養子ってことにしといてくれ。 名門金姓を名乗れる。 あとは子々孫々金本貫である。 銭の代わりに、娘を使う場合もある。 嫁って事にしといてくれ。 この場合、嫁は金姓を名乗るわけではないが、二世からは、子々孫々金である。 金に困っている名家が嫁を養えるはずはないが、あらゆる養育費嫁の実家持ちで、名門の姓だけ欲しい者がいる。 その本貫が、科挙受験資格がある両班なら、金持ち平民の側は、一族の存亡を賭けて名門を買おうとする。 甚だしい場合は、嫁に出したはずの娘は、一度も亭主のもとには行かず、跡取りの種は、嫁の実の父なんてケースもある。 金で名門を買った側が、頭だけはある家系なら、家は名門、頭は代々知的障害の種なんか、まっぴらごめんとなる。 もっと金があると、種まで金で買う。 娘と寝てやってくれんか、悪いようにはしない。 学者の誉れ高い男子は、印税より交配料で生きていたりする。 男が交配料貰えるなんて、朝鮮は男性天国とも言えなくはないが、逆の見方をすれば朝鮮男は種馬なみとも、言えなくはない。
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