キョン長 ~告白~

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バンっ 「キョン!!私これから用事があるのっだから今日は活動なしっ!!みくるちゃんと古泉くんには伝えといたからアンタは有希に伝えといてね じゃっ」 バタンっ!! 「………………………」 あいつは落ち着きというものを知らないのか 俺は古泉とやる予定だったボードゲームを片づけながら窓辺にある椅子を見た 「……早く会いたいな」 ……………ガチャッ そう呟いた瞬間に部室に長門が入ってきた 「っ!!長門か ずず随分遅かったな」 俺は焦って視線を長門に向けた 「…………掃除当番だったから」 「そっそうか」 さっきの言葉聞かれてなかったようだ 「あっ今日はハルヒの都合で部活はなしになったんだ だからもう帰ってもいいんだぞ?」 しかし長門は首を横に振りいつもの窓辺にある椅子に腰をかけ読書をし始めた まぁ長門は部室にいるほうが落ち着くだしいしな 「………………」 「………………」 「…聞きたいことがある」 しばしの沈黙の後長門が口を開いた 長門が質問なんて珍しいな 「なんだ?」 「あなたはさっき誰かに早く会いたいと言っていた……………それは誰?」 ピキーーン 今世界は停止したと思われた なんてゆうのは嘘ピョンだ さっきの言葉は聞かれてのか!! どっどう答えればいいんだよ 「そ…それは………………」 長門は無表情のままこちらを見ている 「…………っなななな………///」 「…………?」 長門は首を傾けている 「……………なっ長……門に早く…会いたかったんだ///その…好きなやつには早く会いたいもんだろ?」 俺は言った瞬間に真っ赤になった顔を手で覆った 「………悪いな いきなりこんなこと言って」 「………………………」 長門は俯いたままなにもしゃべらない。 (頼むから何か言ってくれ!!緊張して胸が裂けそうだ!!!) 「………私という個体もあなたに好意を抱いてる」 「………え?それって…」 「私もアナタが好き。交際してほしい。」 俺は抑えきれなくなり長門を抱きしめた。 「バカ。それはこっちのセリフ…だ///」 長門も俺の背中に腕を回してきた。 今なら俺は死んでもいいと思えるほど嬉しかった。
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