予感

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『あ、危なかった~!』 下手したら死んでいたかもしれないんだ。 私……千葉祐子(チバユウコ)は、ホッと胸を撫で下ろしていた。 その原因は一週間前。 私が通う大学の仲良し3人組で企画した旅行計画。 バイトのお金を貯め、旅行に行こうと前々から計画していた。 そして一週間前に3人で話し合い、沖縄に行く事が決まった時、私は凄く『嫌な予感』を感じた。 背中を誰かになぞられる様な、気味の悪い感覚。 決まりかかっていた計画だったが、私は猛反発した。 友達はブーブー言いながらも、熱海旅行にする事で了承してくれた。
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