11.みんなで鍋パーティー

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輝『みんな元気そうだったね』 空『あぁ。』 俺と輝羅は 手を繋ぎ家まで帰る。 輝『大学に入ってから…みんな忙しくて滅多に会えなかったからなぁ。』 まあ県外に 行った二人がいるしな。 全員 揃うなんて 年に1、2回くらいだしな。 輝『なんか、久々だったから緊張しちゃったよ(笑)』 空『クスッ。』 輝『あ、見てみて!モコの首輪、買ったんだ。可愛いでしょ?』 かばんから 首輪を取り出し見せてきた。 空『俺も買おうかな…』 輝『え?買ったばかりだし、まだ』 空『モコにじゃなくて輝羅に。』 輝『あたし?』 横に 首を傾げる輝羅。 空『…輝羅は、俺の所有物って意味を込めてさ。』 輝『……首輪を?』 空『あぁ。ちゃんと鎖のついたね(笑)』 輝羅が 俺から逃げないように ちゃんと鎖で繋いでおくんだ。 輝『それじゃあ…ペットじゃん(泣)』 空『嫌か?』 輝『嫌に決まってるじゃん!!』 俺の肩を バンバン叩きだした。 別に 痛くも痒くもないけど。 .
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