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刹「僕達のこと、恐いとか思ってる?」
「えっ」
私は驚いて彼を見ると、刹夜の目はとても恐ろしく切ない、そんな目だった
悠「しょうがねぇだろ。俺達は目の前で魔物を斬ったんだから」
刹「それだけには見えないけどね」
「あ、あの!、ごめんなさい。助けていただいたのに…その…」
悠「構わねぇさ、俺達はただの通りすがりだからな」
「…はい」
零「…それで、お前の帰る場所は?」
その質問は私にとって辛い言葉だった
「…………ありません…私、私は…
故郷を失った女ですから…」
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