3229人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、連れて来られたのはスッゴいおっきな扉の前。
中はすごくうるさい。
「入るぞ」
そう言って扉を押した。
シーン…
「…あぅッ…うぅ…」
ヤバイッまた泣きそう…
くしゃ
「ふぇ…?」
頭に撫でられた感触がして顔を上げて見ると、長谷部先輩が笑い、僕の頭を撫でていた。
笑うともっとカッコイイ…
ふわり
僕も自然と笑顔になった。
ざわざわ
「長谷部が笑ってる…!?」
「てゆーか、あの超カワイイ子誰?」
「長谷部が笑ってるなんて…」
ん…?何か、ざわざわし始めた。
でも会場に着けてよかった…
「長谷部先輩、ありがとう」
僕はにっこり笑って言った。
「…ッ///…紀でいい…」
「…の、のり…先輩…///」
名前で人の名前言ったことないから、恥ずかしい!
最初のコメントを投稿しよう!