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STORY-05 吸血
「ごめん。七瀬頂戴?」
と光は言うと私を優しく抱きしめた。そして首筋に顔を埋めた。 ペロッと首筋を舐めた後光は犬歯を突き立てた
ブツッ
ゴクゴク...
(変な感覚する。なんか気持ちいい///)
光は飲み終わったのか顔を上げた。そして私の首筋を舐めた
「よしっ!!消毒完了」
「ありがとっ」
そう言って光の顔をみたあたしは固まった
なぜなら光の漆黒の瞳が血の様に紅くなっていたから………
急に固まった私を心配したのか光が話し掛けてきた
「どした??」
「光の目が紅くなってる」
「ん?あ、そのことか。血吸うと紅くなるの」
「血はいつもどうしてたの??」
「飲んでなかった」
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