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つうかよく車に乗れたわ。
てか乗せて貰った…んだけど。
首から下が麻痺してて
花子が引き摺り回す感で。
助手席にムリムリ入れたのですよ。
ギャアギャア
わめき散らしつつ
近所を窺ってんの分かって…
でも
身体ぐにゃぐにゃだし。
頭
ぼー
だし。
そしたら
いっろいろ!
違和感満々で…
左足首が
助手席に詰め込まれてる間
有り得ない方角向いてた。
これで
後遺症が。
長引いて。
今も治療中です。
シネナイ
くすり
怖。
結局
「もう少しで脳まで後遺症が出るところでしたよ…。
それか、
半身麻痺。
もしくは
一生
人工透析でした。」
初めて見てしまった。
赤の他人の為だけに
クチャクチャの泣き顔を
見せる50代男性を。
悪いこと。
悪い事したんだな、って
ボンヤリ思った。
俺の事、
馬鹿かコイツ?
って思うでしょう。
でも、
当時
俺という当人の気持ち、
ってか感慨はこんなもん。
「眠りたかったんだよね。ただ眠りたかったんだよね。」
って手を取ってくれた西岡先生。
ちなみに
救急車とか呼ばなかったけど、父バレ恐れたからね。
花子が。
「監督不行き届きだ!」
って
突っ込まれんじゃん、
父親に。
うーん、旦那に、か。
…社長に、かな。
こん時
両親、別居してて。
父親が出て行った。
会社近くに家買って
1人で住んでたわ、
俺は実家の仏間に寝泊まりして。
花子がさ、
会社から帰ってくるなり
コンビニ弁当泣きながら
食ってたりしたかな。
これ見よがしに居間で盛大にねえ。
…自分が追い出したのに。
その片棒
担いでしまった俺。
嫌な家。
ぶっちゃけ未だに実家入れない。とりあえずは時間軸戻す。
俺、
西岡先生に
「入院したい。」
って
言った。
逃げてえ。
ワケ分かんねえ。
納得できねえ。
何から逃げたいのか、
何のワケ分かりたいのか、
何を納得したいのか、
全部イミフなんだけど。
とりあえず入院したい!
って。
クスクス笑いながら。
笑い堪えながら。
何だかなあ?
本当にキモいです。
んで、総合病院に転院。
大本題の1ヶ月目を迎えるわけです。
記念すべき
精神神経科の
閉鎖病棟入院生活。
の幕開け…!
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