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涼介 『ほら、吉岡さんのとなりにいるのが俺。覚えて…ない?』
吉岡さんはデジカメの中に写っている俺たちをずっと見ていた。
俺はただ、
そんな吉岡さんを見ている事しかできない。
そして俺は、「思い出してほしい」と願うしかなかった。
すると、
パッと顔を上げた吉岡さん。
彼女は泣いていた…
俺に何度も謝りながら…
吉岡 『グス、山田…くん、ごめ…ね』
山田 『よ、吉岡さん!?』
吉岡 『ホ、ホント‥に…ごめんねぇ…』
そんな彼女を見て、クラスのみんなは…
「あー!山田が女子泣かしたー!」
涼介 『ちげーよ!誤解だから!』
「言い訳すんの?まじ最低…」
涼介 『~~~;吉岡さん、ちょっと!』
吉岡の腕を掴んで教室を飛び出した。
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