88人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は吉岡さんのために、
なにかできないのだろうか…
写真やノートを見てから
そんな気持ちがより一層
強くなった。
あんな、今にも泣き出しそうな顔して…
できることなら、抱きしめてやりたい。
でも俺は・・・
彼氏でもなんでもない。
そんなこと…
許されないんだ。
そんな思いで
吉岡さんを見つめていると…
『涼介くん』
誰かに名前を呼ばれた。
涼介 『先生!』
俺の名前を呼んだのは先生だった。
最初のコメントを投稿しよう!