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教室から出ると、
吉田先生は俺をつれて
職員室へと向かった。
涼介 (俺なんかした?;)
心の中でそう訴える。
先生にはわからないけど、
な~んて思っていたら…
先生 『大丈夫。あんたは何にも悪いことしてないよ』
涼介 『へっ?』
なんでわかったんだ…!?
先生 『今日は、吉岡さんの件で相談があってね…』
涼介 『相談…ですか?』
先生 『彼女の病気…というか症状はもう知ってるわよね?』
涼介 『はい…記憶のことですよね?』
先生 『そう。わたしも初めて聞いた時は驚いたわ…』
先生は吉岡さんについて話しを始めた。
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