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涼介 『今から俺が話すこと…聞いてくれる?』
吉岡 『うん』
涼介 『俺は、吉岡さんの力になりたいんだ。』
吉岡 『…わたしの?』
涼介 『うん。吉岡さんは
記憶のことで辛いこともたくさんあったと思う、
けど、吉岡さんにはいつでも笑顔でいてもらいたいんだ。
だから俺が近くで吉岡さんのサポートをしたい』
吉岡 『涼介…くんが?』
涼介 『頼りないのはわかってる。でも俺でも何か吉岡さんのためにできることがあるはずだから…
俺のこと信じて、頼ってほしい』
吉岡 『涼介くん…』
涼介くんの表情からも
言葉からも真剣さがすごく伝わってきた。
でも…何故?
吉岡 『涼介くんは…どうしてそんなに優しくしてくれるの?助けてくれるの?』
涼介 『…どうしてって、』
それは吉岡さんがスキだから!
…なんて
言えないよな~
んなこと言えるわけねぇ(泣)
吉岡さんを困らせるだけだ…
この気持ちを伝えることは
きっとずっとないだろう…
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