4章 想い

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耐えろ、涼介! ポン 吉岡さんの頭に手をおいて 涼介 『だってさ、俺たちは友だち…だろ?』 そう言う涼介くんの笑顔は とても優しくて、綺麗で… すごくかっこよかった。 でも…どこか切ない。 吉岡 『ありがとう…//涼介くん』 涼介 『うん!じゃ、行こうか』 二人で教室に向かった。 教室のドアを開けると、 「あ、涼介ー!次、数学だぞ」 涼介 『数学?数学がどうし…あー!;』 教科書…忘れた~ 涼介 『借りに行っ…!?』 吉岡 『あ…ごめん!』 何が起きたかって、 吉岡さんが俺の腕掴んでて… 顔赤くなってて… めちゃめちゃかわい、 って何言ってんだ、俺は~; 涼介 『吉岡さんも行く? 教科書借りにいくだけだけど』 吉岡 『行く!』 教科書 借りに行くって全然大したことないのに 嬉しそうに笑う彼女がいとおしい… .
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