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しばらくの間、俺は吉岡さんとずっと話していた。
初対面とは思えないくらい会話は弾んでいた。
そして、いつの間にか
教室の席は1つ、2つと
どんどん埋まり
1年3組のメンバーが全員集まった。
生徒がみんな集まると、先生がやってきた。
『はじめまして。吉田 和子(ヨシダ カズコ)です。1年3組の担任をします。1年間よろしくね』
涼介 (もっと若いと思った。なんか緑茶が似合いそうなおばあちゃん先生って感じだな(笑))
涼介は1人、そんなことを考えていた。
そして、
しばらく明日の説明があった。
5分ほどで、説明を終えると
先生の話しは終わった。
先生 『他に質問はないですか?』
『『ないでーす』』
先生 『よし。時間が余ったので自由にしてよし!ただしチャイムがなるまで廊下には出ないこと』
『『はーい♪』』
他のみんなはいろんな所に行っていた。
俺はめんどくさいからいいや~
自分の机の上で寝ようとした時。
吉岡 『涼介くん!』
涼介 『んっ?どうした?』
吉岡 『一緒に写真撮ってくれる?』
彼女の手にはデジカメが…
涼介 『いいよ!撮ろ撮ろ!』
吉岡 『ありがとう。じゃあセルフタイマーで』
セルフタイマーのボタンをおして涼介と吉岡は2人で撮った。
吉岡 『ありがとう』
吉岡さんはすごく嬉しそうに笑っていたけど、その顔はどこか寂しそうで・・・
なんとなくだけど、
気になった。
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