1章 出逢い

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しばらくの間、俺は吉岡さんとずっと話していた。 初対面とは思えないくらい会話は弾んでいた。 そして、いつの間にか 教室の席は1つ、2つと どんどん埋まり 1年3組のメンバーが全員集まった。 生徒がみんな集まると、先生がやってきた。 『はじめまして。吉田 和子(ヨシダ カズコ)です。1年3組の担任をします。1年間よろしくね』 涼介 (もっと若いと思った。なんか緑茶が似合いそうなおばあちゃん先生って感じだな(笑)) 涼介は1人、そんなことを考えていた。 そして、 しばらく明日の説明があった。 5分ほどで、説明を終えると 先生の話しは終わった。 先生 『他に質問はないですか?』 『『ないでーす』』 先生 『よし。時間が余ったので自由にしてよし!ただしチャイムがなるまで廊下には出ないこと』 『『はーい♪』』 他のみんなはいろんな所に行っていた。 俺はめんどくさいからいいや~ 自分の机の上で寝ようとした時。 吉岡 『涼介くん!』 涼介 『んっ?どうした?』 吉岡 『一緒に写真撮ってくれる?』 彼女の手にはデジカメが… 涼介 『いいよ!撮ろ撮ろ!』 吉岡 『ありがとう。じゃあセルフタイマーで』 セルフタイマーのボタンをおして涼介と吉岡は2人で撮った。 吉岡 『ありがとう』 吉岡さんはすごく嬉しそうに笑っていたけど、その顔はどこか寂しそうで・・・ なんとなくだけど、 気になった。
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