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突然の事だったので驚きながら少女に近づく。 ……息をしていない。 まぁ、あんなに高い所から落ちてきたのだから当たり前と言えば当たり前。 少女の目は血で潤っていた。 恐怖により、後ずさりしてしまう。 ……この子は誰だ? 見たこともない。 脈を計ろうと腕を取る。 まだ温かい。 まるでさっきまで動いていたみたいに。 胃液が逆流しそうになる。 よくみると、その少女の首にも同じものと思われる首輪がついていた。  
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