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ふと、ハンギョンのパソコンが目に入った
あんなに真剣に何を見ていたのだろう
俺の声も聞こえないほど夢中になってたものは一体なんだ?!
俺はそっとパソコンを開こうとした
そのとき、ドアが開く音がして素早く手を離した
ハンギョンが顔をのぞかせていた
HG「ヒチョル、僕のパソコン絶対みないでね~」
HC「は?誰がお前のパソコンなんか見るかよ!」
HG「はは^^そうだね」
笑うとハンギョンは再びキッチンに戻っていった
HC「…………」
怪しい…
絶対みないでねと言われてみないやつがいるか!
俺に隠し事するなんてありえないしー!
ガバッと一気にパソコンを開けると、そこには
HC「…え?」
なんだこれ?!
*******
HG「ヒチョル~できたよ^^」
HC「……」
HG「ヒチョル?」
俺は部屋の隅に座り込んで俯いていた
HG「どうしたんですかヒチョル?お腹痛いの?」
HC「なんでもねーよ」
ハンギョンはラーメンをテーブルに置くと、俺の方に歩み寄ってきた
HC「くんじゃねーよ!」
HG「ヒチョル、顔見せて?」
HC「や、ちょっと今は…って触るなぁ!」
HG「イヤ^^」
ハンギョンは聞かずに俺の腕を取って無理やりたたせた
HC「わっ………見るな!」
多分、俺の顔は真っ赤だった
HG「ヒチョル、パソコン見たでしょ」
HC「み、見てねーよ!」
HG「ヒチョルはうそつきだな」
HC「顔を見るな!」
するとハンギョンは俺をぎゅっと抱きしめた
HG「これならいい?」
HC「……うん」
何がいいのかよく分からなかったけど 心地よかったので俺は大人しく抱かれていた
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