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じいちゃん、じいちゃんが亡くなって、3日経つけど未だに実感が湧かないよ。
もう骨になっちゃったけど、棺桶に入ってるじいちゃんはただ寝てるみたいで、このまましばらくしたら起きてくるんじゃないかなってくらいだった。
でも触ってみるとやっぱり冷たくて、ああ、現実なのか、って泣きたくなったよ。
夢だったらどれだけよかったんだろうね。
じいちゃんは元気だったころ、よくばあちゃんに『はよ死なんかね。』って言われてたね。
幼い私はよくわかんなかったけど、あれはばあちゃんなりの愛情表現に似た憎まれ口だったんだと思う。
だって本当にじいちゃんが死んで、とっても辛そうだよ。
笑ってても泣きそうな顔してる。
じいちゃんが連れていかれるときも声を上げて泣いてた。
あんなばあちゃん初めてみたよ。
『やっぱり、なんだかんだ言っても、じいちゃんを愛してたんだな』って思った。
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