第二章

3/16
前へ
/59ページ
次へ
-TOA- Side 外を見てたら、屋上に出たくなってきた。 …キーンコーンカーンコーン 運よくお昼休みの予鈴がなった。 私は席を立ち、勘で屋上まで向かった。 (…いかにもって感じ。) またまた運よく屋上の入り口についたはよかったものの。 ドアには 立ち入り禁止 とでっかく書かれた張り紙が。 (だるっ…) ガシャンッ!! 私は軽く足で蹴り、ドアを破壊した。 (もろいな案外。) 私は屋上に足を踏み入れた。 限りなく広がる青空にため息が出る。 私は屋上のフェンスにもたれかかり、歌を歌った。 私は歌が好きだ。何曲も何曲も歌う。 睡魔が私を襲い、私は意識を手放した
/59ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加