第一章
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学校へはバイクでいく。 白の単車。 金色の文字で十愛-TOA-と書かれていて、桜が舞っているような絵が描かれている。 私の愛車。 親の形見でもある。 私がうまれた時に買ってくれたそうだ。 ちなみにまだ無免。 学校までバイクを飛ばす。 私はこの瞬間が好きだ。 なにも考えずに風を受ける。
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