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そして説明が一段落着いたところで…
『では今から能力者バトルロアイヤルを始める!制限時間は1時間!場所はこの学校全て!脱走を試みようとした人はすべてリタイアとする!最後まで残った3人次のステージに進める。説明は以上だ。何か質問のある者はいるか』
しばらくは無言が続いたがある1人の生徒が…
「せ…制限時間を…越えたら、どう…なってしまうのです…か…」
と弱々しくある男子生徒が質問をした。その質問に対して答える。
『その時は皆さんがリタイアになるだけでだ。最初の男子生徒みたいにな』
それを言った瞬間僕は、ゾクっと寒気がした。そしてまた別の生徒が…
「能力はどうやって出すのですか。何か呪文みたいなのがいるのですか?」と言った
その質問に対して僕は確かにと心なかで思った。
その質問に対してもサラリと答える。
『それは人それぞれだ。右手を前に出して意識すれば出る者もいれば、口からや、または体全体から出る者もいる。ただ1つ共通してるのは、このバトルの参加を認めた者だけに能力を与えられる。殺し合いなんかしたくない、とずっと思えば能力は与えられない。お分かりかな。では他に質問のある者は』
その後は質問の出るものはいなかった。
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