1人が本棚に入れています
本棚に追加
目を覚まし窓を開けると外は澄んだ空気私は服を着替えて朝御飯を食べ外へ飛び出すよく晴れた空に気持ちが舞い上がる広場には真ん中に大きなもみの木がみんなのことをを待っている私がひとり空を見上げているとふらり仲良しのあの子がやってきて目と目が合うとついニコリふたり思わず笑みがこぼれるそうして私たちは歌を歌うの今日の歌をそのうちにまたひとりふたりあの子もその子もやってきて何も言わなくてもわかってる目が合うだけで伝わりあう今日は幸せな日さあ歌おうよいつかもみの木の広場には街中の子供たちが集まって声をそろえて歌を歌うやがて日は落ち夜が来て空には月が輝くけれど今夜ばかりはお呼びじゃないよ慎ましい月は雲に隠れひらりひらりと雪が舞う私たちは歓声を上げて今日を祝うみんなで歌うよ雪の降る夜ほら耳を澄ませれば聞こえてくるよ鈴の音がみんなで歌って迎えようもうすぐに彼が来るから今に彼がやって来るから
最初のコメントを投稿しよう!