第一章

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翌日、いつものように俺はコンビニでレジをうっていると、急に声をかけられた。 「竜也…」 「……理恵?」 それは理恵だった。 しかし、いつもの理恵とは違い明らかに何かとてつもないものに怯えている表情だった。 「どうした?」 俺は、店長に許可をとり奥に案内し暖かいお茶を渡した。 それを理恵はゆっくり飲み干し、今度は涙を目に浮かべながら震えている手で封筒を渡してきた。 俺もそれを見た瞬間背中にどっと寒気が押し寄せた。 それもそのはずだ、それは晃の時計が送られてきたものとまったく同じものだったのだから… 「中には何が入ってるんだ?」 「……時計……」 そう理恵は呟きながら中から出した。 それは白く光った綺麗な時計だった。 しかし… 「あれ?これって…」 俺は何か違和感を覚えた。
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