第一章

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「ナニコレ?…… ヒトノテ? ……ギャー!」 俺はものすごい悲鳴を出し、そのケータイを放り投げた。そう、その手が触れたものとは冷たくなった人の手であった。 俺達、心を落ち着け取り合えずその盛り上がってる土の部分をかき分け、中にあるものを確認した。 「イヤーーーーーーー!」 理恵の悲鳴がこだました。 その埋もれていたものの正体は青白くなった美紀の死体であった。 そして、腕には濃い時計の跡がくっきり残っていた
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