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「いつになっても金が払われずイラついていた犯人は自分たちが本気だと言うとこを見せたく、美佳の右腕を切断したみたいなんです…。」
脳裏に以前美佳の姉から聞いた話がよみがえる。
次の瞬間俺は走り出していた。
ものすごい勢いで走りだしていた。
後ろを振り向いてはいけない。
俺はそう思い、前だけを見て走った。
「はぁ、はぁ」
さすがに全力疾走はきつい、俺はもう大丈夫だろうと思い、途中で足を止め肩で息をしていた。
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