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「コトネちゃん、突然なんだけど君に頼みたい事があるんだ」
ウツギ博士は、パソコンのメールを読みながら言った。
「実はね、30番道路にポケモンじいさんが住んでるんだ。
その人がポケモンのタマゴを見つけたらしくて…取りに来てくれって言われたんだけど、僕こう見えても忙しいんだ。
だからコトネちゃん、代わりに行って来てくれないかな?
そこのお兄さんに着いて行ってもらってもいいからさ!」
「コトネ、僕が一緒に行ってあげるから…行こう?」
「貴方がそういうなら…分かりました、行って来ます」
コトネは快く引き受けた。
「あっ、でも何も持たないまま草むらに入ったら危ないから…この3匹のポケモンの中から1匹を君にあげるよ!」
ウツギ博士は3つのモンスターボールを机の上に置いた。
「コトネ、急がずにゆっくり決めればいいよ。」
青年は、迷っているコトネを見てただそう言った。
「…じゃあ私、このポケモンにします」
コトネが選んだのはヒノアラシだった。
「ヒノアラシか、いいポケモンを選んだね!
これからそいつは君のパートナーとなる。
各地のジムに挑戦したりして、君も少しずつ強くなっていくといいよ。
という訳で、しっかり頼んだよ!」
「はい、任せて下さい!」
コトネはそう言うと、青年と共に研究所を後にした。
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