第1章

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「オーキド博士…!」 マツバは博士を見るなり、頭を下げた。 「おぉ、マツバ君じゃないか! 君もコトネちゃんと一緒に来てくれたのか!」 オーキド博士はマツバを見て笑いかけた。 「初めまして、コトネちゃん! 私はオーキドという者だ。」 「初めまして!コトネです」 オーキド博士とコトネは握手を交わした。 「ワカバタウンからわざわざありがとう! これをウツギ博士に渡して欲しいんだよ」 ポケモンじいさんはコトネに何かを手渡した。 「これは…?」 「ポケモンのタマゴだよ。 今までに何回もタマゴを見つけた事があるんだけど、このタマゴは珍しいんだ! だからウツギ博士に調べてもらいたくて君達に来てもらったんだ」 コトネは受け取ったタマゴを見つめた。 「あ、そうだ!コトネちゃん…私からも頼みたい事があるんだ。 君はシンオウ地方出身だね? それならナナカマド博士をご存知かな? その方から君の事は聞いているよ。 君にならこのポケモン図鑑のページを埋める事も出来そうだと思って…どうかな?」 コトネは突然の言葉に驚いたが、 「…分かりました、やってみます!」 と、引き受けた。
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