第1章

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「そうか!ありがとう。君なら絶対にページを埋められる。応援してるぞ」 オーキド博士はコトネにガッツポーズをしてみせた。 「…よし、そろそろウツギ博士の所へ戻るぞ。」 「ウツギ博士によろしく言っておいてくれよ!」 そして2人はポケモンじいさんの家を出た。 すると、コトネの持っているポケギアがなった。 「ウツギ博士からだわ。何かあったのかしら」 コトネはポケギアの通話ボタンを押した。 「ウツギ博士、どうなさいました?」 「た、大変なんだよ!とにかく大変なんだ…すぐに戻って来てよ!」 ウツギ博士はそれだけ言うと電話を切った。 「かなり深刻な感じだったけど…コトネ、すぐに戻るぞ!」 マツバがそう言うと、2人は走り出した。 30番道路を抜け、ヨシノシティを出ようとしたその時、前方から見覚えのある少年が2人の方に向かってきた。
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