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「先生!!
生徒会長に立候補したいです!!」
立候補者募集の説明の直後、凛は叫んだ。
「やめとけよ。
お前みたいなのに生徒会長になられたら、学級崩壊どころか学校崩壊する。」
直ぐ様嫌味を飛ばしてきたのは天敵、一ノ瀬綾人。
凛は綾人の方をきっとにらんだ。
「ちょっと!!
変な事言わないでよ!!
誰がなったって、学校崩壊なんてするわけないでしょ?!
あ、前言撤回。
あんたがなれば学校崩壊も夢じゃないわね☆」
とびっきりの笑顔で凛は嫌味を返してやった。
次第に下がっていく温度にクラスメイト達は気が付かないふりをして、次々と教室を出ていった。
「気にしたら負け
あの2人の喧嘩中には決して近寄るな
触らぬ神に祟りなし」
彼らと同じクラスになってしまった可哀相な生徒達の標語である。
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