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周りの人の事を一切気にせず、言い合いは尚も続いていた。
「は??
俺がなったら、この学校は全国一の優秀校として表彰されるまでに成長するぜ??」
綾人の言葉に凛はオホホと悪役じみた高笑いをした。もうやけくそだ。
「それ以前にあんたが生徒会長になることは有り得ないわ。
たとえ立候補したところで私に勝てるわけがないじゃない!!」
「…ふっ
言ったな??
前言撤回とかもう受け付けないからな??
わかった。
俺も立候補してやるよ。」
そういうと綾人は凛に返答させる暇も与えず立候補をしに出ていってしまった。
…地雷を踏んだ。
綾人は表向き、成績優秀容姿端麗の超好青年なのだ。
彼の口の悪さと天上天下唯我独尊な性格をしる者は凛とクラスメイト-2年A組の生徒くらい。
(あんなヤツを敵に回すなんて!!)
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