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―コンコン
「アルトです。」
「みるく。」
「れんです。」
「おぅ、入れ」
アルト「失礼します。」
ツバサ「悪かったな、急によびだして。」
アルト「いえ、別に。」
ミルク「で、兄さん方、なんのよう?」
ギン「ん、あぁ。おまえらは、今…16歳だっけか?」
レン「はい、正確には15ですが、今年で16になります。」
コウ「三人とも、次期副頭首になるやろ?ほんで、16の誕生日が継承日や。ま、継承日ゆうても、副頭首になるんが確定するだけやけどな。俺らもせやったし。」
アルト「いや、それは知ってますが、それがどうかしたんですか?」
ツバサ「おまえらには、副頭首として足りないものがある。」
レン「へ?」
ミルク「意味わかんないんだけど。」
コウ「ま、せやろな。わかっとったらたりない物やないやん。」
アルト「私達になにをさせたいのですか、兄上。」
ギン「あー、単刀直入に言う。幕末へ行ってこい。」
三人「……………な?/は?/え?」
ツバサ「そこで必要なもんをみつけてこい。荷物はそこにまとめてある。ほかにほしいものあったらいえ、術で送るから。」
コウ「っちゅーわけで、俺ら三人が術かけて江戸時代までとばしたるから。まっ、がんばりやぁ」
キュウウウウン
わぁぁぁぁぁぁ
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