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校門に入った時に一人の女子生徒が立っていた。 「ちょっと、そこの二人!」 二人を呼び止めた女子生徒が霧月と咲に近付いてきた。 髪はみつあみで、メガネをかけ、腕には風紀委員の文字が見えた。 「学校には10分前に登校する事!もう5分前よ!」 「すいません!」 慌てて頭を下げる咲。 霧月は黙っていた。 そんな二人を見て 「もしかして...新入生?」 「はい!今日からお世話になります!」 「...ふぅん。」 慌てふためく咲とは違い、冷静でいる霧月に風紀委員は目をやった。
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