6人が本棚に入れています
本棚に追加
校門に入った時に一人の女子生徒が立っていた。
「ちょっと、そこの二人!」
二人を呼び止めた女子生徒が霧月と咲に近付いてきた。
髪はみつあみで、メガネをかけ、腕には風紀委員の文字が見えた。
「学校には10分前に登校する事!もう5分前よ!」
「すいません!」
慌てて頭を下げる咲。
霧月は黙っていた。
そんな二人を見て
「もしかして...新入生?」
「はい!今日からお世話になります!」
「...ふぅん。」
慌てふためく咲とは違い、冷静でいる霧月に風紀委員は目をやった。
最初のコメントを投稿しよう!