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「あんたが遅すぎるの。」
椅子に座り咲の母が、そう言って、味噌汁をすすった。
咲はブソッとした顔で椅子に着いて、箸を持ってご飯にてをかけた。
「良い夢だったんだよ。凄く気分良かったのに。」
「どうせアレだろ?ケーキが山ほど出てきて、それを食べてる夢だろ。」
ご飯を食べながら霧月が言うと
「...違うもん。今日はハチミツに溺れる夢だもん。」
「ブッ!」
味噌汁を飲んでいた霧月は口から味噌汁を吹き出してしまった。
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