第1話 モバ友

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「た、助けてっ、助けてっ」 男の口は通常の2倍以上も裂け、吹き出す血のせいでうまく言葉を発することができなかった。 「ヒィィ、ヒィィ……、な、なぜだ?なぜだ??クリア……、クリアしたはずなのに??」 男は何かにおびえるかのように辺りを見回した。 とその時、ケータイの着信音が鳴り響いた。 男はおそるおそるケータイの画面を見た――。  
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