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痺レかけているところへもってきて、ホントに幻聴や幻覚がみえるようになってきたようです。
遠いところから、わさわさとした喧騒が近づいてきました。
イマイチ、膜を一枚隔てるようにしてムズ痒い距離感があるようなのですが‥それがなんなのか、ぼくは見当がつくような気がして全身の端から端までおぞけが疾りました。
その[ガヤ]はじきに‥雑音として耳を通り抜けずに引っかかりをもつようになります。
だんだんに内容が、おぼろげながら伝わってくるようになるのです。
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