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国道を南に車を走らせている
明らかに自分達を追ってきている車が四台後方に確認できる
「んーもしかして赤石組の方々ですかねー」
「赤石?おまえが憑き落としを頼まれた依頼主か?」
「ええ、あそこの組長さんが女に憑かれてましてね、足が腐ってましてね。それを落とした途端に偶然だのペテン呼ばわりされたので、ついでに他にも組長に憑きたがっている女を何人か憑けて帰ってきたんですよ。」
「おまえなぁ」
龍士わ車を人気の無い浜辺に止め車を降りた
そこにわすでに黒いスーツを着た男逹が8人が龍士を睨み付けている
「なあ兄さん、そこのペテン野郎を渡してくれないかい?」
男逹の手にわ日本刀、ドス、鉄パイプが握られていた。
「なあ、お前逹喧嘩わ受けてやるんだが、日本刀わいかんなぁ、それを握ってると逆に怪我するぜ」
8人の男逹わ一瞬呆気にとられた、武器を持っている8人に囲まれた男が放った言葉わ想像していた言葉とあまりにもかけ離れていたためである。
「いやいや、しかし高田さんも大変ですね」
車から山神が降りてきた。柏ノ木の杖をつきながら龍士の横に並ぶ。高田と呼ばれた男が叫ぶ
「おいペテン師野郎、組長に何をした?」
「いえ、まあ、私がどうこうする前にあのお方わもう助かりませんよ、あの人にわ今2人の女性の怨念が憑いていますからね」
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