ベリークルシミマス

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「さて私は次の仕事に行くぞ、それではな。」 トナカイ少女は空中にふわりと飛び上がると(仮)に向けてそう言う。 「ってちょっとまてよ!?」 「ああ、そうだメリークリスマス、良い1日を。ちなみに返品は受け付けません以上。さらば!!」 そういうとトナカイ少女はあさっての方向に去っていった。 「いや、ちょっまっ「矢上?どうしたんだ?」仮田……いや自称トナカイなロリババアが……」 その後、 七尾はことのあらましを直人に全て伝えた。 伝えたのだが、 案の定直人はその事を信じなかった。 ただし、今年のクリスマスは以上気象により真夏日になり真夏のクリスマスと呼ばれる珍事件となった。 「って案の定クリスマスはなくならないんかい!!」 そうだった。真夏日のはずなのに七尾の思惑通りにわならずクリスマスはなくならなかった。 「は?何言ってんだ七尾?オーストラリアなんてそれこそ普通の事だぞ?真夏のクリスマス。」 「ですよね~!?」 空にそんな絶叫が木霊したのは言うまでもない。 ーENDー
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