第一章

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ドームの中では小麦、野菜やら果物等、沢山実ってました。 ドームの天井には『光造師』が作り出した光がドームに反射し、キラキラと輝いていました。 兎は小麦畑の中を見て周り、次に花畑へと向かいました。 花畑の傍らには休憩所があって、タイル張りのベンチとテーブルがあり、ドーム内で作業する人達が一息入れる場所です。 兎はベンチに腰をかけ、キラキラした天井を長い間眺めてましたが、またすぐに立ち上がりドームを出ていきました。 ドームを出た後は散策をしながら、部屋に戻りました。 いつしか夜になり、外は真っ暗です。 雨雲の為、月明かりもぼんやりとしか光らず、街灯がなければ真っ暗な空間が広がっていたことでしょう。
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