第一章

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隣国までは船で三日間。 しばらくレインコートを着たまま甲板から、小さくなっていく島を眺めてた兎は寒くなってきたのか、ぶるっと身震いをしたので、船室に戻ることにしました。 船室に戻った兎は船員に暖かいミルクとパンを頼みました。 ベッドに腰掛け、届いたミルクとパンを口に入れながら、持ってきた本を読み始めました。 サイドテーブルのランプに照らされた、女の子が写った写真を時折眺めながら…。
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