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コンシュタットの地を抜けるとグスタベルグへと出る
ガイはリムルの手を引き
グスタベルグを歩む
「ガイさん?」
「なんですか?」
リムルの不意な問い掛けに首を傾げる
「どうして、デッカちゃんの事を気をつけてって言ったの?」
言われてみればそうだな
なんでだろ…
「まぁ…男の勘ですよ」
あいつ…危ない感じするし
「そっか…。勘違いしちゃった!」
ガイの背中をバシバシと叩き笑う
?をたくさん頭に浮かべるガイ
「ガイさん。早く早く!」
リムルが行きなり走り出す
「早くしないと置いてくぞ~!」
走るリムルに
「目的地わかってるんですかぁ~!」
声を大きく出すと
リムルが止まり…ガイの方に走ってきた
「わからないです…」
「まったく、可愛い人ですね」
自然と笑みが生まれ
自然と手がリムルの頭を優しく撫でていた
なんなんだ…この感覚
「…///」
顔を真っ赤にしてうつ向く
「さてと!目的地まであとすこしですよ。頑張って歩きましょうね」
二人は夕暮れのグスタベルグを歩き始めた
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