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ずるずる…
ずるずる……ずるずる……
やべぇ…この人は危険だ危ない…
「アンさん?俺、今日…生きて帰れるかな……?」
「大丈夫じゃね?wなんとかなるべww」
ガイは儚げな笑顔を浮かべると…狂ったように笑いだす
「アハハハ!?やってられるかぁっ!!!」
剣と盾を構える
「ん?俺に直々に教えて貰いたかったのか?」
剣を抜く寸前…
「隙ありっ!」
「隙があったら…よかったな」
アンは剣を抜かず
盾でガイを殴打する
「ガッ!だが…これなら」
スリプルを唱えるが
「隙ありってのは今みたいな事を言うんだぜ?」
ガイの懐に潜り
「サベッジブレード!」
容赦ねぇ……
てか…赤のくせに剣と盾しか使ってねぇし……
「まぁ、ガイスケよ。お前は筋はいいよ?だけどな…もっと冷静に落ち着いた判断をできるようになるんだ」
剣を納めたアンは微笑む
「こんな無茶苦茶な人を師匠に選んだ事を後悔してますよ……」
「ほお?なら俺を越えな!そしたらガイスケが俺に教えられるぞ」
前向きだな…本当に
でも、勝てる気がしないな
いつまで弟子なのかなぁ…
他愛のない話をしてるうちにジュノの街へとやってきた
「俺はレンタルハウスで休んできますね」
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