痛み

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俺はサンドリアに住むしがない冒険者… 名は長いからガイと短縮させてもらうよ。 自分の事を話すのはあんまり好きじゃない……。 ガイは目の前の笑う女性に戸惑っていた 「先程は助けてくださってありがとうございます!」 見たところは…初心者の冒険者…? 「いや、ナイトだから助けるの普通だよ…」 俺はあまりの明るさにたじろいでいた 白1人で…カニなんて無謀な…… 「あまり、カニ狙わないでミミズ狙ったほうがいいよ」 俺はプロテスとケアルをかけて踵を返す 「ちょっとまってぇ!」 ガシッ 「うぉ!?」 自分の防具の裾を引っ張られ驚く 「あっあの、お名前はなんて言うんですか!?」 俺は不思議な顔をしていたと思う 「俺はガイだよ…」 呟くように答える… 名前を聞いた女性はニコッと笑い自己紹介した 「私はリムル。えっと初めて間もないんだけど…LSてどうしたらはいれますか?」 LSか… 俺の所属していたLSは自由気まま活動するのが売りだ 「LS…入りたいの?」 リムルさんはうんうんと頷く 「ちょっと待ってて」 俺はLSを持ち出して通信を始める 「ニースさん」 俺の声にリーダーのニースが反応する 「なんじゃい?ガイスケ」 独特な呼び方をする 「はぁ…。LSに入りたいって人がいるのですが」 ニースがおおっ!と驚きの声を上げた
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