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ヒルブレパーティーが終わって仮眠をとっていた
すぅすぅと寝息をたてていると
バッターン!!
とガイのモグハウスの扉が勢いよく開いた
「ガイさ~ん!ニースさんに部屋を教えてもらったか…ら。寝てるのか…な?」
扉を壊れんばかりに開けたのはリムルだった
「ガイさんみたいな強い人でも…寝てると無防備なんだなぁ…」
リムルはにたぁと笑う
まるで好奇心に捕らわれた子猫のようだ
「んっ…」
ガイの寝返りにピクッとなる
「これってチャンスなのかな…」
よ~しと意気込み
ガイの頬に唇を寄せていく………
「おぃ~っす」
LSに凛々しくもやる気のない声が響いた
「ひゃう!?」
リムルはその声に吃驚したのか悲鳴じみた声をだす
「ん?リムルさんどうした?」
「なっ、なんでもないよっ!!」
シリュウはほう?となにかを見透かしたように笑う
「リムルさんよ。ガイスケは優しいがヘタレだから押したほうがいいぜ?」
「そうなの…?」
シリュウはやはりかと思ったのか…
「好きになるなとは言わんが…節度をもつんだぜ?」
シリュウはそう言うと笑いながらリムルを応援した
「シリュウさん…。よ~しっ!私、頑張る!!」
寝ているガイの頬に唇を優しくあてた
「今度は起きてる時にしてやろ~っと!」
そう言うとリムルはドアを破壊する勢いで出ていった
数時間がたち…
ガイが目覚める
「ドア…なんで壊れて……んだ?」
ガイのモグハウスのドアが治ったのは半年後だった…
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